あづま次郎のアメリカ生活

シリコンバレーでの駐在員の日常について

Social Security Number(SSN)の申請 2回目

SSNの申請ということで2回目と書きましたが、私が紛失したわけではなく、妻の分の申請のためにアレコレ手続きをしました。結論から、これはいきなりアメリカに来て自分でやれと言われても無理やな(今のコロナ禍での閉鎖されたシステムでは、ということです)、と思いました。

 

ちなみに自身の取得の際の記事は以下です。

azumajiro.hatenablog.com

 

ここではどこの会社も話を聞くと、こちらの駐在員は身の回りの世話は自分で全部やるもんだろ、的な雰囲気があるのですが(はい、ただの被害妄想ですね)、変なプライドは捨てて頼れるものは全部頼る、というのが最善です。仕事もそうですね、業務効率化ということで 英語はきちんと学んで、自身が理解できるようにして…きちんと打ち合わせは議事録を取って…というのをもう私のようなポンコツおっさんが頑張っても1日無駄に潰すだけなので、とAIアプリに頼んでサクッと終わらせてます。この話はまたどこかで。

 

さてSSNの話です。なんで妻の分を取得する必要があるのか?とことですが車の免許取得のためだけです。それ以外には妻の名義でクレジットカードを作ることができますが、ここはあまり拘っていません。(とりあえずANAカードのジョイントだったりクレジットスコアを上げるための最低限のことはやろうと思っていますが。この辺は「アメリカ クレジットカード 夫婦」でググると詳しい記載があるかと思います。)

 

ここでSSN取らなくても免許は取れるでしょ、という話もあるんですが色々調べたところ(正確には調べてもらったところ…)、なんか問い合わせ先によってはSSNなんか出さん、さっさと免許を取りに行け(Mountain Viewの事務所)というところもあれば、はい奥様にもSSNをを発行しますよ、きちんとやってね(San Joseの事務所)と事務所によって対応も違うようです。とりあえず周りの方々の話を参考にすると、ほぼ駐在妻の皆様はきちんとSSNを取得されてから免許を取得されています(交友関係が狭いのでサンプルが少ないですが…)。なので冒険はせずに正攻法で行くことにしました。

 

なお、配偶者のSSN取得のためにはパスポート(当然Visa入り)、I-94、SS-5(申請用紙)に加えて婚姻証明書なるものが必要となります。しかしこの婚姻証明書を取るための代償は大きかった…。

 

azumajiro.hatenablog.com

 

さて、上記の書類を揃えた後にSSA(事務所)に出向く必要があるのですが,これが非常にアナログなシステムなのです。コロナ禍では業務が制限されているとのことで、訪問アポを取る必要があり、しかもこのオンライン全盛期に何故か電話でしかアポが取れません。私は以下のSan Joseのオフィスに電話をしましたが、これがまぁ全く繋がりません。30分くらい待機してはいきなりプツッと切られたり、やっと繋がったと思ったら急に切れたり…怒りのやり場のない私もブチ切れたり…と本当にストレスが溜まりました。

https://goo.gl/maps/22N4He1UwnLPfmJBA

やっと繋がったと思ったらすごーく一方的なオジさんにいついつの朝9:15のアポでいいだろ!とこちらの予定を確認するまでもなくアポを決められてしまいました。これではアメリカに来たばかりの人で特に私のように英語に自信がない人が何もアドバイスをもらえないままに申請をしようとするとは心が折れてしまいますよね…。

 

それで当日、オフィスに妻と出向いてみるとオフィス前にすごーい行列が…一応入り口の方まで行って、ワタシ9:15ノアポガアルンデスガ…と伝えるも皆アポがあるんだよ、後ろに並べ、と一蹴。この9:15のアポの効力って一体…。しかもオフィス前は日陰で9月中旬というのに寒い。風も冷たいし、SSAの対応も冷たい。列の後ろにいたオバサマに勇気を持って話してみると、月曜と金曜はオフィスが混むのよ、ワタシは10:30のアポだけど早めに来たもの、と仰っていたので、なるほど電話の予約も火曜〜木曜だったら繋がりやすいのかな〜なんてこの時思い浮かびました。隠しマニュアルが多すぎてまいってしまいますね。

 

結局、オフィスに入れたのは10時半くらいでその後、待合室でも待つ事約50分程…。因みに後ろで並んでいたオバサマは11時から別の用事があるから間に合わないじゃないのよ!と受付に食ってかかり、でもまぁしゃあないわね、と私たちに夫婦にウィンクして待合室を出ていかれました。素敵な方です。

 

というわけでSSN申請だけで午前中が見事に潰れました。カードも書類確認プロセスに4週間かかるとあり、一体何人の人間がフロー承認に入っているんだよ、コロナ禍での日本行政や会社のハンコ承認文化をバカにしてたくせに!という気持ちになりましたが、もうこの事務所に来ることはないだろう、と思うと嬉しくなってさっさと後にしました。

 

帰りは気を紛らわせるため少しだけ街並みを散歩。

 

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なんか雰囲気が良さそうなレストランバー

 

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何故かCOEDOビールが。川越の地ビールも世界進出ですかね。

 

これからSSNを申請される方の何かしら参考になれば幸いです。DMVもかなり対応が雑なので妻の免許取得プロセスに同行する場合は記事にします(自身の時は余裕がありませんでした)。

 

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