あづま次郎のアメリカ生活

シリコンバレーでの駐在員の日常について

引っ越しという名の戦い

 新しい住居に引っ越し、色々家具を揃えるにあたり、色々大変な思いをした経験を一部記載します。前にどこかの記事に書いたかもしれませんが、

 

日本のサービスは本当に素晴らしい!Amazon Japan、ヤマト運輸さん、佐川急便さんをはじめ全ての配送業者の方々、まさにessential workerの皆様に心から敬意を評します!(緊急事態宣言時に配送スタッフが酷い仕打ちを受けたニュースを思い出すと胸が痛いです)

 

 こちらの国の配送サービスですが、部屋まで届ける気が全くありません。油断をするとすぐにアパートのエントランスに物を置いて行こうとします。ちゃんとInstructionに部屋までのルートだったり、エントランスで私を呼び出してもらえれば対応すると書いてあるのですが…

 

 とりあえず近くに来ると電話をかけてくれます。私の英語力の問題もあると思いますが、いまいちどこにいるのかはっきりしません。大体、繰り返し聞くとすでにアパートの前にいる、というパターンです。

 

 まず最初にやられたのはマットレス放置です。ほんの家を空けた隙に、Amazonのドライバーから電話がかかってきて、どうすりゃいいんだよ?と言われ、部屋の前に置いといてください、部屋に行くには…と説明し、OKという返事でしたが、帰ってきてみると部屋の前にはない。スマホを見るとドライバーからメッセージが来ていて、「あなたの部屋は見つけられませんでした。なのでアパートの入り口に置いて行きますね^^」という素晴らしい内容でした。入り口から部屋まで500mくらいあるんですが…ぬをー!

 

 うすうすこういう事はあるだろうと、対策はしてありました。

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Cartこと台車!を購入してました。これもAmazonで買いましたが。

 学生時代は引っ越しなどのパワー系バイトをこなしていたので、今でもそこそこ体力には自信はあります。でももういい歳だし、腰でも痛めてしまったら大変なことになるので危険予知を行い、対策を施しています(腰のサポートも日本で買って持ってくれば良かったかも)。

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無事運びました。多分30kgくらいはあったと思います。

ちなみにこれ、封を開けるとボン!と魔法みたいに膨らみました。

 Amazonは基本的に単発なので、慣れればどうってことはないですが苦労したのはIKEAのデリバリー受け入れです。先日の記事でダイニングテーブルとソファをお店でデリバリー注文したことは記事にしましたが、お世辞にも愛想がいいとは思えないお兄さんから電話を受け、どうやって搬入したらいいかわからん、とのことで直接ガイドしに入り口に向かうとドレッドヘアの非常に逞しい、喧嘩を売ったら即死確定の方が私を待っていてくれました。

 恐る恐る部屋まで案内する間も、重い空気が…マスクはほぼ外れていますが、指摘する勇気なし(まぁ喋らないのでリスクなしと判断)。そして今コロナ禍で部屋の中への搬入、組み立てサービス(こっちは有料)はできないとのことで部屋の前にどんどん部品が置かれて行きます…

 その中でどうしても一人で部屋に入れるには難しいものは、お願いしたら手伝ってくれました。その際に土足は嫌なので以下のようなものを準備たので使ってね…とは言えなかった…とりあえずルール外のことを対応してくれたことに対して素直に感謝を伝えました。

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靴を脱いでね、とは言えないので使い捨ての靴カバーです。

効果を発揮できませんでした。とほほ。

 あとで気づいたのですが、部屋の外で開封してバラして部屋に持ち込めば一人でもできたなぁ、と思いました。でも私は人の目が気になるTypical Japaneseなのでこれで良かったと思います。 

 

 なんとか年末までにくつろげる部屋を作り上げたいと思います!

 

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