あづま次郎のアメリカ生活

シリコンバレーでの駐在員の日常について

英語学習について

アメリカに駐在が決まってからやはりよく聞かれたのは「英語はペラペラなの?」「やっぱり英語ペラペラになって帰ってくるんだろうなぁ」など日本の人からは一様に同じことを聞かれました。

 

少なくとも辞令を受けた時点での私の英語レベルを言えば、私の会社の人達は私が英語を話すイメージは持っていなかっただろうし、会社の皆様が大好きなTOEICの点数で言えば、恐らく英語圏で仕事をするための最低レベルのスコアだと思います。

 

そんなレベルだったので、渡米前にアメリカ側とビデオ会議でやり取りしていた時は仕事の内容が前とガラッと変わったこともあって、まぁ悲惨なものでした。途中でビデオ会議はカンペは使い放題ということに気づき、事前予習で入念に準備することで何とか乗り切っていましたが、やはり自分はやっていけるのかなぁと毎日不安に思っていました。

 

それが、アメリカに来てからは上手く表現できないのですが、謎の自信が湧き出ていて、英語に対する恐怖心が完全に麻痺している状況、具体的には英語が聞き取れなくても、また自分が言っていることが通じなくても動じなくなったと思います。もう会議前にカンペを準備することもなくなりました。

 

私自身が感じている一番の大きな変化は、英語力が伸びたわけではなく、自分に適した英会話のコツを掴めてきたと実感しています。つまり色々な人の英語を聞いている中で「あ、これは使えそうだ」という身の丈にあった表現をそのまま拝借しています。語学はいくら盗もうと真似しようと罪にもなりませんし、語学の表現方法などという特許もない(はず)ので(笑

 

何か例を挙げるとすれば、何でもいいので質問を受けたときに、直ぐに回答がパッと出せない時は「Thank you for asking me^^」だったり「It's a great question!」などと一つ間を入れる癖がつきました。これで自分に余裕ができることと、その後に大した回答が出来なくてもなんか会話が成立したような気分になります。前はなんか通じてないなぁと思うとどんどん会話に消極的になっていたのですが、こういったテクニックが色々身に付いてきて、それが謎の自信になってきました。

 

そこで私がアメリカにいながらも使用している日本の教材を紹介させてください。

 

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NHKの実践ビジネス英語シリーズ

このテキストについては実は渡米直前のセミナーで講師の方が推薦していたこともあり、使用し出したのは最近です。コロナウィルスに関する話題や、WFH (Working From Home)などがあり、出てくる表現がビジネスでも日常生活でも転用可能なものが多く、そっくりそのままいただいております。特に渡米して時差ボケで夜中に起きてしまった時に、ラジオ(NHKゴガクというアプリ。日本のスマホだと使える)を聴くと、自然と睡魔が襲ってきて時差ボケ対策にもなった、という効果もありました(笑)。杉田先生の声のトーンがちょうど心地よい眠りに導いてくれるんですよね。

 

最近になってポケット語学というサービス(有料)でもこのNHKの語学シリーズが学べるようです。

https://pocket-gogaku.jp/?utm_source=facebook&utm_medium=cpc&fbclid=IwAR0ezywMCKajVEXVRVhosHv-V7ghMxlchhGwKVUXNzfEGN5UU4YBYdERVlE

 

今回の記事はここ一年の自身の振り返りも兼ねております。今更流暢な英語を話せるようになるわけもないし、もうそんなドラクエのレベルを99まで上げるようなことは目指さずに自分に適した英語のスタイルを少しずつ確立していきたいと強く思うようになっています。振り返ると、私は英語の代わりに他の語学を学んだ経験があり、現地人にウケる表現をある程度見極めて使えていたと自負しております。きっと英語でも時間を重ねるうちに対処できるようになるのではないか…と自信を持って2021年も頑張っていきたいと思います。

 

※英語に対する考え方は完全に私の主観によるものなので、英語学習経験豊富な方々が何をいってるんだこいつは、と思われたとしても、見逃していただければと思います。今回記載したこと以外にもまぁ色々トライアンドエラーをやっておりますので、またそのうち気が向いたら記事にしたいと思います^^

 

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